痩せるためには、基本、低カロリーであることです。
しかし、それだけではだめんなんです。
エネルギーのバランスがとても大事なのです。
エネルギーには、3種類あり、タンパク質、脂質、糖質の3種類です。
この3種類のバランスが、約15%、25%、60%の割合でとることが、黄金バランスなのです。
1日に2000キロカロリーを摂るとした場合、タンパク質を300キロカロリー、脂質を500キロカロリー、糖質を1200キロカロリー摂るわけです。
数字だけでは、少しわかりにくいですね。
簡単に言えば、ご飯とおかずを半分半分の食事です。
つまり、ご飯で1000キロカロリー、おかずで1000キロカロリーを摂ることなのです。
このバランスは、栄養をバランスよく摂るだけでなく、お腹のなかに入っても体の代謝がすごくよくなる食べ方なんです。
効率がすごくいいわけです。
食べたものが効率よくエネルギーに変わるので、太りにくいということです。
多くの人は、食事が口に入る前までのことはよく考えて食事をするのです。
おいしく食事をするために、バランスよく食材を取りそろえ、おいしく料理することは大切なことです。その食べ物が、口に入ってからのことを少し考えてみてください。
つまり、消化、吸収の良いものはもちろん体内で効率の良い食事をとることも忘れないでください。
それを考えると、ご飯とおかずで半分半分のカロリー配分がいいのです。
標準体重ってどのくらい
ダイエットをするにあたり、よく身長が〇〇センチの人の標準体重は△△㎏です。という一覧表があったりします。
あの標準体重って何が基準になって標準なのでしょうね。
一般に言われていることに、標準体重の時が一番健康であるために、標準体重を保つようにしましょうということなんです。
でも、これはあくまでも一般論です。
その人その人によって健康体重は、多少違います。
男性の場合は、標準体重より10%くらい軽い人の方が最も健康といわれているのに対し、女性の場合は、10%くらい重い人の方が健康です。
女性の場合、標準体重よりも10%体重が少ない人には、貧血などが多くみられるそうです。やや不健康ですね。
男性は、太ってしまうと糖尿病や高血圧、動脈硬化などのいわゆる生活習慣病を発症する可能性が上がりますが、女性に至っては、少し太っていても、ここ10年くらいは、いたって健康であれば、それはあなたにとっての健康体重なのかもしれません。
その健康体重を「わざわざ減らす」ためのダイエットは、少し考えた方がいいかもしれません。
無理にダイエットをして体を壊してしまったら本末転倒です。
それ以上に太ってもダメですよ。
肥満は、どちらかというと男性に多くの被害をもたらし、女性にはそれほど影響がありません。これは女性ホルモンには、もともと脂肪をためる性質があるからです。
女性は、少し脂肪太りであることが望ましいということなんですよ。痩せているよりは、むしろ少し太っている方が自然なのです。
コメント